ある田舎町のレコード屋。人口5千人ほど(おそらく)の街にレコ屋があるだけでも奇跡的。しかしそのクオリティはすばらしかったし、価格もまさに田舎価格。ここでは、‘BOOKでは£6だけど、オレは£200で買うよ’なんていう鬼畜はいない。きれいに陳列、整理がされた店は見事。同行した知人は驚愕のOAKのアセテートを山ほど見つけて落ち着きが無くなり、ついに£500あまりの出費を強いられていた。また来るのもタイヘンなくらいのところにあるので、しっかり隅々まで見せてもらった。
ある倉庫の惨状。深夜に及んだここでの作業はキツかった。なにせ屋外、気温はマイナス2℃にまで下がり、指先はシビれてササクレも痛い。しかし、ブツが出るのなら苦行に非ず。今回はこういう倉庫をいくつ回ったやら。
あるコレクター氏宅の惨状。根気と好奇心が要求される。こういうところを回らないと、HOT VINYLにあるようなレコードは出ない。ロンドンのショップにはレア・アイテムは無いし、あってもみなHV価格を上回る。

 

 

店のまん前の歴史ある通り。こういう街並みは大好きだ。すぐ横には、右のようなプレートがはめ込まれた立派なお屋敷もあった。チャールズ1世はこの地でのステイを楽しんだ翌月には、清教徒革命で頭と胴体を切り離されちゃうんだな。

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