BOB AZZAM
「 Soul Finger 」

フランスで活動していたラテン歌手BOB AZZAM。そんな氏が60年代後半に活動の拠点を北欧はスウェーデンに移す。そこで結成したヒップなお洒落グループで残した音源は後年、若い世代から絶大な支持を集めることに。本作はその時期にリリースした貴重なシングル。A面はFRANKIE VALLIがヒットさせた、我が国ではディスコ時代にBOYS TOWN GANGがヒットさせた、所謂「君の瞳に恋している」。これをAZZAM氏、実に気持ちよく歌っている。オリジナルのVALLIに比べ微妙に垢抜けない所もあるが、そこが何とも言えない魅力となっている。そして今回注目したいのがB面「Soul Finger」。原曲は米南部ソウルレーベルVOLT所属のファンキーインスト楽団BAR-KEYSの代表曲。これをライブ感覚でカヴァー。A面のゆったりした雰囲気とは全く逆の暑苦しい北欧産ファンキーソウル。

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