FRANCOISE HARDY
「Just Call And I'll Be There」


自身でギターを爪弾きながら歌うフォークスタイルで人気を博したフランスの女子歌手の代表格FRANCOISE HARDY。ポップスの本場たる英国の市場も視野に入れていたのか、64年の英国での1枚目「Catch A Falling Star」は英語詞で歌い、プロデューサーには彼女の音源を配給していたPYEのTONY HATCHという力の入れ様だった。65年には人気プロデューサーCHRIS BLACKWELLが制作した「All Over The World」が全英16位のヒットという健闘ぶりを見せた。今回紹介する「Just Call And I'll Be There」はそれに続くリリース。本作の作曲はBLACKWELLが担当、シットリとした中に控えめながらビートも入れたアンニュイな(?)ガールポップス。たどたどしく英語詞を歌う彼女のけなげな姿に英国男子も陥落か!?と思いきや、残念ながら前作のようなヒットを記録することは出来なかった・・・


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