MARK MARTIN
「Extraordinary Girl」


ドイツで自身のビート系グループ、その名もMARK MARTIN GROUPを率いていた歌手MARK MARTIN。本盤は彼の英国での唯一のリリース。プロデュースを担当したのは当時英国のマイナー系レーベルSTRIKE/GOで作曲やプロデュース、そして自身も歌手としてシングルをリリースもしていたMIKI DALLON。ということは録音は英国でなのか、それともドイツにてなのだろうか??肝心の曲の方はというと、しっとりしたイントロから突然グルーヴィな展開を見せる変わったポップナンバー。ベースをはじめとするソリッドな楽器演奏にキャッチーな女子達の掛け声、そこに伸びのある歌声を聴かせるMARTIN。サビに入ると有名なオペラ‘カルメン’みたいなメロディとDEEP PURPLEの「Black Night」みたいなリフが混ざったような展開になるという、どう形容していいのか分からない本盤、やはり60年代後半というきらびやかで混沌とした時代ならではの産物と言おうか・・・ちなみにドイツでは本盤はMARK MARTIN GROUP名義でリリースされている。


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