SYLVIE VARTAN
『ON A TOUTES BESOIN D'UN HOMME』
NOW PLAYING SIDE B①
60年代、いや今も現役で活動中の彼女SYLVIE、売れっ子故にレーベル側も彼女に色々なサウンドを挑戦させてきた。今回紹介したいのが本EPに収録の1曲「Face Au Soleil」。3人の作曲者の中にいるTOMMY BROWNとMICKEY JONESは60年代半ばから仏ポップス界で活躍する英国人音楽クリエイターチーム。この国では生まれにくいサウンドを提供、独特な楽曲が生まれ今日も若い世代からも絶大な評価を得ている。さて、話を楽曲自体に戻そう、曲のアレンジはまさにノーザンソウル的なアプローチを見せた楽曲、その上に仏語の歌詞が乗っかるんだから更に特殊に聴こえる。言ってみればマドモアゼル・ノーザンといったところか。こういう不思議な化学反応が起こったのも先の英国人の2人のセンスと努力の賜物である。