TAGES
「 Bloodhound」


スウェーデンを代表するビートグループTAGES。近年の国際的な評価の高さ(勿論ごく一部の好き者の間でだが)は60年代後半の英国はアビーロード録音を含むサイケな時代。が、それ以前に所謂ビート時代も良質な音源は多い。今回紹介するのは65年にリリースされた「Bloodhound」。ロックンロールやR&Bといった米国産音楽を英国経由にて消化・独自の骨太なビートサウンドに仕立て上げた。知らないで聴けば完全の英国のフリークビートだ。SMALL FACESの原曲をかなりヘヴィーにカヴァーしたB面「Whatcha Gonn Do About It」もなかなかの聴きもの。


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