TONIA BERN
「Monsieur」


ベルギーのミュージカル女優TONIA BERN嬢、旦那様が英国の方だったこともあってか、英国での活動期にシングルを2枚リリース(1枚目は楽団のゲスト歌手としての吹き込みだそうな)しており本盤はその2枚目。A面「The Duck (Quack-Quack)」はブラジル産のボサノバ定番曲「O Pato」に英語詞を付けてのカヴァー、今回紹介するのはB面「Monsieur」の方。こちらはタイトル通り、アコーディオンが導入されるなどちょっとフランスっぽい雰囲気もあるノヴェルティ感覚溢れる作風。TONIAの歌唱も実にチャーミング。作曲はKARL GOTZなる人と、マネージメント/プロダクションを運営していたBUNNY LEWISが名を連ねている。アレンジを担当したのはこの時期良質なポップスを数多く手掛けていたJOHNNY KEATING。


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