JIMMY JAMES
「Give Us A Light」



60年代前半にジャマイカら渡英、ソウル/R&BグループVAGABONDSを率いてモッズ族をはじめソウル/R&Bに熱狂する若者達から強い支持を集めた歌手のJIMMY JAMES。69年にはVAGABONDSとは別にソロ歌手としてのリリースも開始、本盤はその2枚目となる。A面「Better By Far」は当時のレーベルのお抱え人気作曲家TONY MACAULAYが作曲した歌謡バラード、ここではB面「Give Us A Light」を紹介。こちらはJAMES自身も作曲に参加したゴスペルタッチのゆったりファンキーな作品。米国の南部/スワンプロックにも通じる、女性コーラスや土臭いギターのフレーズを取り入れたアレンジが実にカッコいい。アレンジを手掛けたのはMACAULAY作品の数多くのアレンジを手掛けていたLEW WARBURTON。氏というとMACAULAY作品で見せるスタイリッシュでポップなソウル風のアレンジの印象が強いがこうしたファンキーなサウンドも手掛けていたとは。


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