JOYCE BOND
「Tell Me What It's All About」


ジャマイカ出身の歌手JOYCE BOND。66年にAIRBORNEというマイナーレーベルからデビュー、同年にはスカやレゲエ系では有名所となったISLANDへ移籍、本盤がその第一弾となる。先のマイナーレーベルでのデビュー盤もそうだったが、彼女はスカやレゲエではなくソウル/R&Bを志向していたのか、本盤もソウル色の強い作品。ノーザンソウル的なビートに重厚なホーンが乗った中で粗削りながらソウルフルな歌唱を聞かせてくれる彼女。作曲は彼女と同郷ジャマイカ出身の、レーベルの先輩でもある作曲家/歌手JACKIE EDWARDSが手掛けている(後年EDWARDS自身もこの曲を録音することになる)。アレンジはこの後の彼女の音源も手掛ける英国のアレンジャーSTAN BUTCHER、プロデュースはこの後に自身のレーベルPAMAを創設するCARL PALMER。


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