PETER COWAP
「Wicked Melinda」


マンチェスター出身のアーティスト、PETER COWAP。63年にCOUNTRY GENTLEMENというビートグループのメンバーとしてデビュー、その後は作曲家として売れ始めていた地元の音楽仲間GRAHAM GOULDMANと共に色々なグループで活動。70年に入りSSW系アーティストとしてPYEから本盤「Crickets」でデビュー、ここではB面「Wicked Melinda」を紹介。大胆に本格的なレゲエサウンドを導入、レゲエの要素を取り入れたロック/ポップスは数多くあれど、音の質感等ここまで凝った作品はそうそう無い。作曲はCOWAP自身と先のGOULDMAN(ここではHILLARY名義)との共作。プロデュースは同じくマンチェスターの盟友、GOULDMANの良き相棒でこの後10c.c.で活躍するERIC STEWART。録音は勿論彼等の根城、STRAWBERRY STUDIOS。


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