THE SOUL BROTHERS
「I Can't Take It」


70年代には英国ソウルグループHOT CHOCOLATEの一員として、またソロアーティストとして良質なソウル/ファンク音源をリリースし人気を博したトリニダード出身の作曲家/歌手TONY WILSONを中心として結成されたソウルグループSOUL BROTHERS。本作はそのデビュー盤「I Keep Ringing My Baby」のB面「I Can't Take It」を紹介。作曲はWILSONとメンバーのNORMAN OLIVERとの共作。適度に所謂アイランド・ソウル感覚を塗したキャッチーなR&Bに仕上がっており、西インド諸島系音楽好きにもアピールするに十分な内容となっている。このアレンジを手掛けたのはこの時期ヒップなブルーアイドソウル系アーティストを手掛けていたSAM FONTEYN。制作を担当したPETER SNELLはやはり黒っぽいテイストの音源制作を得意としていた人。


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