SPEEDY KEEN
「Bad Boys」


60年代にはロック/ポップ系作曲家としてTHE WHO他色々なグループに楽曲を提供、自身もロックグループTHUNDERCLAP NEWMANの一員として活躍(大ヒット曲「Something In The Air」も彼のペンによるも)。そんな氏も70年代にはソロアーティストとして活動、75年にISLANDと契約し数枚のシングルをリリース。今回紹介する「Bad Boys」は2枚目、こらがまた本格的なレゲエサウンドを取り入れたカッコいい作品。随所にSEを入れたりとこうした遊び心は60年代の濃厚な英国ロックの世界を生きた氏ならではか。共同プロデューサーとしてレーベル社長CHRIS BLACKWELLが名を連ねている。そういえばISLANDは元々はスカ等ジャマイカ音源を配給するインディーレーベルからスタート、本盤のリリース時にはBOB MARLEYをはじめレゲエのカタログが潤沢だった時期、こうしたサウンドも朝飯前ってやつだったか。


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