ALAN DEAN AND HIS PROBLEMS
「The Time It Takes」


6人組のマイナー系ビートグループのデビュー盤。ブルースハープにファルセット気味の浮遊感のあるヴォーカル、粗削りだが力強いリズム。ビート系ファンにはオムニバス等でお馴染みかもしれない、この土臭いR&B趣味の強いサウンド。当時ブームだった無数のR&Bグループの1つであろう彼等、全く売れなかったがこうしてレコードを出せただけでも幸せだったのかもしれない。DECCAでは本盤で契約切れとなり翌年PYEに移籍しJOE MEEK絡みのシングルを1枚リリースすることになる。

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