THE AMAZING DANCING BAND
「Deep Blue Train」


60年代によくありがちなダンスバンド/イージーリスニング系の名前のAMAZING DANCING BAND。その正体はテレビ番組のテーマ曲等の仕事で知られる作曲家/ピアニストMAX HARRISと音楽プロデューサーRAY HORRICKSが中心となったインストプロジェクト。今回の1枚はこのプロジェクト唯一のシングル。同年にリリースしたグループ名を冠した1枚目のアルバムにも収録されている本作、他のアルバム収録曲の殆どは同時代の英米ヒットポップスのカヴァーだったが、こちらはHARRIS自身のペンによる作品。躍動するビートに小粋に踊るピアノ、豪快なホーン、美しく迫力のあるストリングス各楽器が活躍する軽快な作風。この作風が受けたのか70年代の所謂ノーザンソウルの界隈でも評価されたそうな。

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