ANDREW OLDHAM GROUP
「Funky And Fleopatra」


‘JEANNIE AND HER REDHEADS’これが本盤の片面であるA面のアーティスト名。ガールズ系ビートバンドかと聴いてみると米コーラスグループCOASTERSの替え歌のようなノヴェルティな内容。プロデュースはかのANDREW LOOG OLDHAMD。胡散臭さ漂う本盤・・・そしてB面の名義が‘THE ANDREW LOOG OLDHAM’、完全に舐めている。今に始まったことではないが税金対策か何かだろうか。が、今回紹介するこのB面、音だけ聴けばかなりカッコいいジャズインスト。RAMSEY LEWISへの英国からの回答・・・と言ったら言い過ぎだろうか?なんと制作を担当したのがROLLING STONESのドラマーCHARLIE WATTS。まぁANDREWのプロジェクトだから当たり前と言えば当たり前なのだが大抵はMICKとKEITHが関の山。BILL WYMANもこの時期辺りから単独でプロデュース業に勤しんでいたがANDREWがらみのは意外に少ない。普段は年下のメンバー達に遠慮しているようにも思えるCHARLIE、今回は得意のジャズということもあって日頃の憂さを晴らせたか!?とにかくカッコいいモッドジャズに仕上がった。

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