THE ANIMALS
「Cheating」


「朝日の当たる家」、「悲しき願い」等々の邦題が付いたヒット曲を出したCOLUMBIAレーベルから66年にDECCAに移籍した彼等。それまでの比較的スタイリッシュな音質のCOLUMBIAとは対照的にDECCAではファズギターを駆使する等ガレージ色を強調するようになった彼等。2枚目のシングルとなる「Don' Bring Me Down」はまさにそんなテイストを打ち出したヒットだったが、今回紹介するそのB面も同じくガレージ色の強い作品。作曲はリードヴォーカルのERIC BURDONとベース奏者CHAS CHANDLERによる共作(意外とこの2人による共作は珍しい?)。人気作曲チームCAROLE KINGとGERRY GOFFINによるA面に比べキャチーさではやや劣るが、独特のプリミティヴな感覚はニューカッスル出身のこの人達ならではか?

前のページに戻る