ANITA HARRIS
「Upside Down」


60年代後半にCBSでヒット曲を飛ばすANITA HARRIS、本盤はそんなブレイク以前の、PYEと契約しての第一弾。A面「Trains And Boats And Planes」は当時英国で人気を博していた米国の作曲家BURT BACHARACHの作品でPARLOPHONEのBILLY J. KRAMER WITH THE DAKOTASと競作となった曲(残念ながら軍配はKRAMERの方に挙がったが)。そして今回紹介するのはそのB面。作曲は彼女自身と後に彼女の夫となる、本盤のプロデュースも担当しているMIKE MARGOLIS。ドコドコと忙しいビートに怪しくセクシーな歌唱で攻める彼女、そしてジェットコースターのような急展開なアレンジのかなり変わった作風。そんなアレンジを引き受けたのは多くのレーベルで良質なポップスを手掛けていたJOHNNY KEATING。曲展開のアイデアはおそらくMARGOLISだろうが、それにしっかりと応えたKEATING、さすが匠の業だ。

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