BARBARA RUSKIN
「It Really Doesn't Matter」


所謂UKガールズのコンピ等の常連BARBARA。65年にデビューし間もなく与えられた曲ではなく自作曲を吹き込む。いってみればSSW系アイドル?そのキャリアを遡ってみると小さい頃からギターを学んでいたという。デビューしてから自我に目覚め作曲を学んだ・・・といった芸能的なノリではなく、なるべくしてなったのかもしれない。そんな彼女のPRESIDENT時代はサイケや本作のA面「(I Wanna be Your) Teddy Bear」のようなディフォルメされたロックンロールといった比較的派手な印象が強い。が、ここで紹介するB面「It Really Doesn't Matter」は初心に帰ったと言おうか、シンプルなアコースティックギターを元にした自作曲。英国フォークの深い森のような本格的な感じではない、フォーキーという形容詞が似合う、雑貨の様な可愛らしい小品に仕上がった。


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