BARRY RYAN
「From My Head To My Toe」


60年代のビート時代には双子の兄弟PAULと共にデュオとして活動、その後PAULが作曲家として裏で歌手BARRYを支えることに。大ヒット「Eloise」を出し欧州大陸、特にドイツで受けたBARRY RYAN。本国ではその後はヒットには恵まれなかったが、地味ながらコンスタントにシングルをリリース。今回紹介する「From My Head To My Toe」は72年リリース、作曲は同じく60年代から活動してきた、当時は人気ロックグループARGENTのメンバーだったRUSS BALLADのペンによる作品。どこか作曲家TONY MACAULAYにも通じる分かりやすいキャッチーな作風。プロデュースを手掛けたWAYNE BICKERTONもまた60年代から活動していた人、この後RUBETTESを手掛けたりとキャッチーなポップ作品を多く手掛けている。ヒットしそうな要素が詰まった本作だったが残念ながら全くヒットせず、英国ではすでに過去の人だったのだろうか・・・

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