BARRY ST. JOHN
「Turn On Your Light」


スコットランド出身のソウルフルな実力派女子歌手BARRY ST. JOHN。64年にDECCAからデビュー、翌年にはCOLUMBIA、68年にはMAJOR MINORに移籍しながら売れないながらも良質のシングルを数枚リリース。本盤はMAJOR MINORでの2枚目「By The Time I Get To Phoenix」。A面は米国の歌手GLEN CAMPBELLの大ヒット曲をソウルフルにカヴァーしたもの、ここではそのB面「Turn On Your Light」を紹介。こちらは米国のソウル/R&B歌手ETTA JAMESあたりを思わせる、イントロからワイルドでグルーヴィなノリのソウル作品。彼女もA面以上にグッとソウルフルな歌唱を聴かせてくれる。プロデュースを担当したMIKE PASTERNAKは当時人気を博していた米国出身のラジオDJのEMPEROR ROSKOの本名。彼女はこの後その実力を買われて数多くのロック系セッションでバッキング・ヴォーカリストとして活躍することになる。

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