BILLIE DAVIS
「Darling Be Home Soon」


63年にDECCAからデビューするもすぐにCOLUMBIAやPICCADILLY等レーベルを彷徨う羽目になった(?)女子歌手BILLIE DAVIS。67年には古巣のDECCAと再契約、数枚のシングルやアルバム1枚を出したりしたりとリリースに恵まれた。今回紹介するのはDECCA復帰後2枚目のシングル「Angel Of The Morning」のB面「Darling Be Home Soon」。A面は米国の作曲家CHIP TAYLORが作曲、米国の女子歌手/作曲家EVIE SANDSが同年にリリースした楽曲のカヴァーだったが(翌年のMERRILEE RUSHのヴァージョンが一般的には一番有名か)、こちらの「Darling Be Home Soon」も米国産楽曲のカヴァーでオリジナルは人気グループLOVIN' SPOONFULの同年リリース作。原曲に倣ってワンコーラス目はフォーキーなギターをメインとしたアレンジに普段はソウルフルな歌唱を得意とするBILLIEがしとやかな(?)歌唱を聴かせる素敵なヴァージョンに仕上がっている。ちなみに本盤は英盤にオランダ製PSが付いたもの。

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