BILLIE DAVIS
「Suffer」


60年にDECCAからデビュー、その後はレーベルを転々としながら結構な枚数のシングルをリリースし続けていた彼女。67年に古巣のDECCAに戻り、70年までに数枚のシングルと1枚のアルバムをリリース。今回紹介するのはDECCA復帰後の3枚目で全英33位を記録した「I Want You To Be My Baby」のB面「Suffer」。グルーヴィでソウルフルなアレンジに乗ってキャッチー極まりないメロディを歌う彼女。彼女の愛らしいキャラクターと見事に合致した作品。このグルーヴィなアレンジを手掛けたいのは当時業界でも大忙しだったMIKE VICKERS。大衆的でありながら何処かに品を感じさせるのは彼ならではの仕事。作曲の方は米国の作曲家達によるものとなっているが同時期に米国の誰かも吹き込んでいる作品のカヴァーなのだろうか?

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