BILLIE DAVIS
「V.I.P.」


60年代後半特有のグルーヴィなソウルアレンジがカッコいい「I Want You To Be My Baby」でお馴染みの彼女、BILLIE DAVIS。彼女というと大抵その「I Want You〜」をはじめとした60年後半DECCA時代にスポットが行きがち。が、60年代前半に一度DECCAに在籍しシングルを2枚リリースしており、その時期特有のキャッチーなガールポップもまた良いんだなこれが。今回紹介する作品は2枚目「He's The One」のB面「V.I.,P.」。ビートブーム初期から良質な楽曲を書いていたGEOFF STEPHENのペンによるもの。おそらくBILLIEのキャラと思われる(?)お転婆感覚が見事に反映された良質の英国産ガールポップ。この時期は大抵米国産の楽曲をカヴァーするというのが多かったが、こうして自国生産で良い曲がリリースされるのは結構稀なケースだったかもしれない・・・

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