BILLY J. KRAMER WITH THE DAKOTAS
「 Forgive Me」


マージービートの伊達男として華々しくデビューするもやはり世間は世知辛く、ブームが去ったあとの彼も試行錯誤の連続。本作は“WITH THE DAKOTAS”名義ではPARLOPHONE最後のシングル。A面「We're Doing Fine」はP.P. ARNOLDやCHRIS FARLOWEも録音した、原曲は米ソウル歌手DEE DEE WARWICK。かなり骨太なアレンジでなかなかかっこいい。そしてB面“FORGIVE ME”は彼にしてみればかなりヘヴィーなサイケナンバー。丁度この時期の彼の写真を見たことがあるが、前髪を下ろしサイケなシャツでキメていてややムリがあった。その後彼とTHE DAKOTASは袂を分かち双方さらにサイケなシングルを出すことになるが、それらもやはり売れていない。


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