BOBBY PATRICK BIG SIX
「Sweet Talk Me baby」


スコットランドはグラスゴー出身のビートグループ、BOBBY PATRICK BIG SIX。63年に人気ポップス系歌手EMILE FORDの伴奏グループとしてレコードデビュー、その後はこの時期のビートグループの多くが行ったドイツのハンブルグでライブ活動やレコードリリースを行うことに。そして本盤が英国ではラストリリースとなる。A面「Monkey Time」はこの時期英国でもソウル/R&Bファンやモッズ族をはじめ人気を博していた米国のソウル歌手MAJOR LANCEのヒット曲をカヴァーしたもの。ホーンセクションを上手く活かしたアレンジでの仕上がりとなっている。ここではそのB面「Sweet Talk Me Baby」を紹介。こちらはメンバーのBOBBY PATRICKの作曲、ダツダツと躍動感溢れるビートが印象的なストレートなビートナンバー。両面共にモッド評価の高い1枚だそうな。プロデュースを担当したMARK WILDEYは同年にフリークビート系グループUNTAMEDがリリースしたデビュー盤も手掛けている。

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