THE CHIMES
「Can This Be Love」


英国60年代ガールポップ系に人気の高い歌手LITTLE FRANKIEがDENISE名義で在籍していたビートグループCHIMESのデビュー盤。A面「Say It Again」はDENISEが全面的にフィーチャーされた、ガールポップとビートサウンドのクロスオーヴァー的な作品だったが、B面「Can This Be Love」はCHIMESのみでの録音。63年というビートブーム第一世代らしい正統派ビートサウンド。シンプルで無駄のない作風に洒落たセンスを感じる。作曲者クレジットにあるBACKとはメンバーでリードギタリストのTONY BACKのことだろうか。ちなみにこのBACKはこの後、ハモンドオルガンを使用したイージーリスニング系音楽の界隈で活躍することになる。

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