CILLA BLACK
「One Little Voice」


BEATLES筆頭にDAVE CLARK FIVE、ANIMALS、HERMAN'S HERMITS等々本国でも売れていた英国ビートグループ勢、本国以上に米国で人気を博したグループもいたが、その流れと共にあった、同じく人気を博した女性歌手勢。が、英国女子歌手はビートグループに比べ売れた人は少ない(すでに自国に沢山の女子歌手が存在したというのもあるだろうけど)。DUSTY SPRINGFIELDにPETULA CLARK、SANDIE SHAWくらいか?HELEN SHAPIROなんてあんなに本国で売れていたのに米国じゃ散々、同じくCILLA BLACKもその典型。本国のリリース数に比べて米国でのその数は少ない。が、CAPITOLもそれなりに頑張ったのか、本国ではシングルカットしていない作品を独自にカットしたりしている。今回紹介するシングル「Is It Love ?」のB面「One Little Voice」もその1つ。「Is〜」は本国ではシングルになっていたが「One〜」は英国では彼女の1枚目のアルバムに収録されていたバラード。イタリア産の作品に英詞を付けた、この時期よくあるパターンの作風。この手の作風は米国ではあまり受けないような気もするが・・・

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