CLEO LAINE
「It Was A Lover And His Lass」


英国ジャズ歌手の代表格の1人、CLEO LAINEからの1枚。本盤はCOLUMBIAレーベルが展開している、ちょっと変わったジャジーな音源をリリースするという‘LANSDOWNE SERIES’の一環としてのリリースで、元々は59年にリリースされたEP『CLEO SINGS ELIZABETHAN』からシングルとしてカットしたもの。英国の代表的な劇作家シェイクスピアの文章をジャズサウンドに乗って歌うという企画音源、なるほどLANSDOWNE SERIESにはピッタリのカタログ。同時期にCLEO自身はFONTANAに所属してヒットを出していた故にCOLUMBIAが便乗してリリースしたのだろうけど、こうして通常のシングル盤でこのサウンドを聴けるのはシングル好きは嬉しい限り?ちなみにこの録音には若きJOE MEEKが携わっているとか。

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