CLIFF BENNETT AND THE REBEL ROUSERS
「Slow Down」


ホーンセクションを配した大所帯編成で人気ソウルレーベルのMOTOWNやSTAX、ATLANTIC系楽曲を良質な英国ソウルとしてカヴァーしていたイメージの彼等。そんな彼等もやはりビートブームの全盛期にはこうした初期ビートグループが好んで取り上げていたロックンロール/R&Bもしっかり取り上げていた。ご存知BEATLESが取り上げたことで英国ロックファンにはお馴染みの、米国R&B歌手LARRY WILLIAMSの代表作。あの独特の黒いロックンロールをどう調理しているのかな?というのが本シングルの最大の旨味、他のビートグループとは違う大所帯を特徴を上手く活かした軽快かつ重厚な独特の仕上がりを聞かせてくれる。さすがは場数を踏んでいる叩き上げグループだけあるぜ!

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