DAVE ANTONY'S MOODS
「A Whiter Shade Of Pale」
歌手DAVE ANTHONYを中心に65年に結成、ホーンを入れた編成でソウルフルなサウンドを得意としていたグループDAVE ANTHONY'S MOODS。66年にPARLOPHONEからデビューするも中心人物だったANTHONYが脱退、新たに歌手ROGER PEACOCKを迎え入れ活動再開。67年には新たな活路を求めイタリアに行くことに。同年には早くも現地のレーベルJOKERからちょっとグループ名のスペルを変えてリリースを開始。本盤は同年にリリースされた2枚目、曲はご存じ人気グループPROCOL HARUMの大ヒット曲をカヴァーしたもの。選曲やアレンジは安直だが、本グループに入る前にはMICK FLEETWOODやPETER PARDENS等とCHEYNESなるR&Bグループで活動、その後はソロ歌手として、またCHEYNESと同じくR&BベースのグループMARK LEEMAN FIVEの歌手として等、玄人向けの活動を転々としていたPEACOCKの苦労の連続で(?)鍛え上げられたソウルフルな歌唱に是非耳を傾けていただきたい。