DAVE VENTURA
「Is A Redbird Red ?」


63年にPHILIPSレーベルからデビューしたマイナー系歌手DAVE VENTURA。全く売れず翌年には傘下のレーベルMERCURYに移籍、本盤はそこでの1枚目「The Hurt Stays In The heart」。A面は近年ノーザンソウルやポップコーンといった観点から高い人気を得ているそうだが、ここではそんな陰に隠れてしまったB面「Is A Red Bird Red ?」を紹介。こちらは軽快なノリのオールディーズ調作品。VENTURAと共に重厚なコーラスを聞かせる女性コーラスはBREAKAWAYSだろうか?作曲したのはELVIS PRESLEYやTIMI YURO等の楽曲を提供した米国の作曲家JOY BYERS。JAN LAWHONなる米国の歌手歌手が同名曲をシングルとしてリリースしており、そのカヴァーと思いきや、LAWHONの方が数か月後のリリースだったそうな。となると楽譜だけが米国の音楽出版社か何かから英国に送られてきて一足先にVENTURAが録音、リリースしたということだろうか?アレンジを担当したNORMAN STEVENSはあまりみない名前だがPHILIPSでのデビュー盤からVENTURA音源を手掛けている人らしい。

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