DAVID GARRICK
「I'm Looking Straight At you」


オペラを習っていたという変わった経歴の持ち主、リヴァプール出身の歌手DAVID GARRICK。KINKSのマネージャーの肝煎りでPYE傘下のレーベルPICCADILLYと契約し65年にデビュー。最初の2枚は鳴かず飛ばずだったが、3枚目の「Lady Jane」(ROLLING STONESのカヴァー)が28位のヒットを記録、続く4枚目「Dear Mrs. Applebee」が22位のヒットを記録し徐々に人気を得ていくことに。が、その後のシングルは全くヒットせず、今回紹介する6枚目「A Certain Misunderstanding」もそうした内の1枚。ここではB面「I'm Looking Straight At You」にスポットを当てたい。こちらはアレンジを担当したALAN TEWが作曲した、この時期の英国音楽業界でよく見られたミュージックホール的な雰囲気のあるポップス。ちなみにGARRICK、本国以上にドイツ等欧州大陸での人気の方が大きく、レーベル側も本国での市場はあまり期待していなかったのかも??

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