DEEP PURPLE
「Emmaretta」


ちょっとクセのある、面白いサウンドを手掛けていた敏腕プロデューサーDEREK LAWRENCEのプロデュースでデビューしたニューロック/アートロックの新星DEEP PURPLE。デビュー曲「Hush」は米国の作曲家/歌手JOE SOUTHの作品をアグレッシヴにカヴァーしたものだったが、2枚目となる本盤「Emmaretta」はグループによるオリジナル曲。「Hush」のイントロでも聴けたあの独特のノリから始まる本作、歌謡感も感じる(?)メロディと重厚なロック感覚溢れる演奏が見事に合致した名曲(全くヒットしなかったけど)。この重厚でありながらキャッチーさもある彼等独特のサウンドは70年代に入ると大きく羽ばたくことになる。

前のページに戻る