DEREK CHRISTIEN
「Suddenly There's A Valley」


69年にMAJOR MINORレーベルからCHRISTIEN BROTHERSなるデュオグループ(おそらく兄弟と思われる)でデビュー、翌年には同レーベルからソロ歌手としてデビューしたデュオの片割れのDEREK CHRISTIEN。2枚のシングルをリリースし、本盤は2枚目となる「Suddenly There's A Valley」。55年に米国の作曲家のCHUCK MEYERとBIFF JONESが作曲した、所謂スタンダード作品を取り上げたもの。数多くの歌手達が歌ってきたが、大抵のヴァージョンはゆったりしたスローテンポな仕上がりなのだが、このCHRISTIENのヴァージョンは躍動感あふれる軽快なテンポで朗々と歌い上げた斬新な仕上がりとなっている。このノリが受けてか所謂ノーザンソウルの界隈での評価も高いとか。この素敵なアレンジを手掛けたのはPYE等でもその名を見るNICKY WELSH。プロデュースはレーベルのメインプロデューサーTOMMY SCOTTが担当。

前のページに戻る