DUFFY POWER
「If I Get Lucky Some Day」


59年にFONTANAからアイドル系ロック歌手としてデビューしたDUFFY POWER。61年までFONATANに在籍し数多くのポップス調シングルをリリース。63年にはPARLOPHONEに移籍し本盤をリリースすることになる。A面「It Ain't Necessaruily So」は米国の名作曲家GEORGE GERSHWINの作品を歌ったものだが、ここではPOWER自身の作曲による(レーベルのクレジットは本名のHOWARD名義)B面「If I Get Lucky Some Day」を紹介。こちらは歯切れの良いテンポの上にマイナー調のメロディが乗ったジャジーなブルース/R&B調。間奏で聴ける、ほのかにモンドなノリを感じさせるオルガンソロも洒落ている。そして地味に(?)泣いているブルージーなギターフレーズ、誰が弾いているのだろうか?ここも是非聴いて頂きたいポイント。近年ではモッドやポップコーン等々多角的な観点から評価されているそうな。

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