EARL JORDAN
「Strange, Strange Feeling」


ドイツを拠点に活動していた大所帯のコーラスグループLES HUMPHRIES SINGERSのメンバーとして、また英国ではRITCHIE BLACKMOREやALBERT LEE等名うてのセッションマンで結成したブルースロック系グループGREEN BULLFROGのメンバーとして活動していたソウル/R&B系歌手EARL JORDAN(情報によると米国出身だそうな)。72年にはソロ歌手としてマイナーレーベルSOVEREIGNからデビュー、同年に2枚のシングルをリリース。その後は6年の間を置いて78年にUNITED ARTISTSと契約、リリースしたのがここで紹介する「Strange, Strange Feeling」。当時の一大ブームだったノーザンソウルを意識したような軽快でメロディアスなポップソウル作品で、全編でJORDANが持ち前の低音ヴォーカルを聴かせてくれる。作曲はプロデュースも手掛けているRICHIE TATTERSALL。あまり見ない名前だが、70年代には色々なレーベルでポップなソウル調作品を多数手掛けている人。アレンジを担当したJOHN CLARKはTATTERSALLがプロデュースした音源のアレンジを多数手がけているから、おそらく2人はチームだったのだろう。

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