THE ECHOES
「Cloak And Dagger」


元々はJOE BROWNのバックグループBRUVVERSが母体となっている彼等。BROWNがテレビ‘BOY MEETS GIRL’の仕事でツアーが無い期間中、歌手のCHRIS WAYNEと組んだのが始まりだった。62年にインストで固めた本作でデビュー、まるで我が国のエレキバンドのオリジナル作の様なマイナーメロディが印象深い。途中入ってくる女性コーラスも当時の場末のスナック感漂うハレンチっぷりだ。リリースしたのは良いがもっぱらの仕事はJERY LEE LEWISやFREDDY CANNON等米ロックスターの英国ツアーの伴奏が殆どだった。その後彼等はDUSTYのバッキングを経て60年代後半は時代に呼応するように良質なソフトロック的作品を残し(売れなかったけど)、71年まで細々活動を続け業界から消えていった・・・

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