ERROL DIXON AND THE BLUEBEATERS
「Rocks In My Pillow」


50年代からイージーリスニング系音楽にポップス、ロック、カントリー、米国産や欧州産音源の配給等で多彩なジャンルのサウンドを市場に提供していたレーベルORIOLE。本盤もそういった数多いリリースの内の1枚。主役のERROL DIXONはジャマイカ出身のブルース系歌手/ピアニストという一風変わった肩書の人で、60年代前半からBLUE BEATやCARNIVAL等スカ音楽を得意とするレーベルで数枚のシングルをリリース、64年にORIOLEと契約し本盤をリリースする運びとなった。突進するような軽快なテンポのサビから入り、米国のR&BスターRAY CHARLESの代表曲「Hallelujah I Love Her So」を思わせるずっしりと重いテンポに展開する、何とも面白いノリのR&Bサウンド。それにしても伴奏グループとしてクレジットされているBLUEBEATERSは一体どういう編成のグループだったのだろうか?

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