FELDER'S ORIOLES
「Misty」


ロンドン出身の6人組R&B系グループ、FELDER'S ORIOLES。ホーンを配した編成はモッズ族をはじめ、うるさ型R&Bマニアも唸らせるに十分な本格派R&Bサウンドを奏でていた。65年にPICCADILLYと契約し、ニューオリンズR&B歌手ALVIN ROBINSONの「Down Home Girl」でデビュー。今回はそのB面「Misty」を紹介。いわゆるジャズスタンダードとしてもお馴染みの楽曲、A面では骨太で重厚なR&Bサウンドを奏でていたが、ここではGEORGIE FAMEあたりを思わせるオルガンをほのかに効かせた軽妙で洒落たヴァージョンに仕上げた。リードヴォーカルのハスキーな声質も実に相性が良い。

前のページに戻る