THE FOUNDATIONS
「I Can Take Or Leave Your Loving」


PYEがポップス界に送り込んだソウルっぽいポップスを奏でるグループFOUNDATIONS。デビュー盤「Baby, Now That I've Found You」が思わぬ(?)大ヒットを記録。続けてリリースしたシングル第二弾「Back On My Feat Again」もデビュー曲を手掛けたTONY MACAULAY=JOHN MACLEODのチームによる作曲だったが、ややインパクトに欠けたか全英第18位を地味目な結果となった。今回はそんな(?)シングルのB面を紹介。作曲はRICK JONESなるマイナー系作曲家による作品で1カ月前に人気グループHERMAN'S HERMITSがリリースし全英11位を記録した作品。曲調的にFOUNDATIONSにもシックリくる作風、よくマッチしている。時期的に言えばカヴァーというよりも競作といった感じだろうか(方やB面楽曲だったが)。ちなみに同年に米国はテキサスのSOUL BROS. INC.なるマイナーなソウル系グループのサックス奏者HENRY BOATWRIGHTが歌手として録音・リリースし、後年所謂ノーザンソウルとして高い評価をされている。

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