THE FOURMOST
「Respectable」


同郷のBEATLESと同じくBRIAN EPSTIENのマネージメントに入った彼等。故にデビュー盤「Hello Little Girl」はLENNON=McCARTNEY提供、手堅く全英第9位の大ヒットを記録。次なる2枚目も無難にLENNON=McCARTNEY作品「I'm In Love」を取り上げ前作には及ばずも全英17位を記録。こうしたレーベル側の‘BEATLESのバーター枠的立ち位置’の押しつけの鬱憤を晴らすべく(?)B面では彼等が好きだったのか、米国のR&BグループISLEY BROTHERS作品を荒々しくカヴァー。ベースがグルーヴィに鳴っている完全ビート仕様なアレンジが痛快。原曲の持つゴスペル的なテンションの高いノリを見事に昇華させている。

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