GENE LATTER
「Groove It」


60年代にジンバブエ出身のビートグループSHAKESPEARSのヴォーカリストとしてデビューした、ウェールズ出身のソウルフルな歌唱に定評のある歌手GENE LATTER。66年にソロデビューしDECCA、CBS、DIRECTION、SPARK等レーベルを転々としながら数多くのシングルをリリース。70年代に入るとリリースは少なくなるも色々なレーベルから面白い音源をリリースしていた。今回紹介するのはPYEが配給をしていた米国資本のレーベルPRIVATE STOCKでの1枚。ノリの良いイントロからいきなりシャウト気味にソウルフルなヴォーカルを聴かせるLATTER、曲が進むにつれ女性コーラスの分厚いバックアップを得て更にパワーアップ!このテンションを最後まで持続する豪快なポップ/ソウル・チューン!このノリが気に入られたのか、当時盛り上がっていたノーザンソウルの界隈でも良質な米国産マイナーソウルのシングル盤と共にプレイされていたそうな・・・プロデュースは60年代からSTRIKEやGO、YOUNG BLOODレーベルでプロデューサー/作曲家として活躍してきたMIKI DALLON。

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