GEORGIE FAME
「Seventh Son」


オルガンから離れてマイクを持ってパフォーマンスするCBS時代。それに合わせてか、心の師MOSE ALLISONの録音でもお馴染み、シカゴブルースの要人WILLIE DIXON作の定番曲も随分とファンキーに。イントロのパーカッシヴなアレンジはこの時期流行しつつあったアフロ的フィーリング。流石モッドな感性を持ったGEORGIEらしい仕事だ。先のMOSEのヴァージョンとは随分とかけ離れれているようだが、丁度この頃はMOSEもエレピでファンキーな楽曲を歌うなどしていた時期、きっと師の動向をチェックしつつこのアレンジにしたのかもしれない。こんなイカしたファンキーなアレンジをGEORGIEと担当したCOLIN GREEN、彼はかつてのバックバンドBLUE FLAMESのギタリスト。あの英国カントリーギタリストALBERT LEEのお気に入りのプレーヤーだったりと業界受けする才人でもあるのだ。

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