GERRY AND THE PACEMAKERS
「La La La」


63年にデビュー、マージービートそして初期ビートブームを盛り上げた立役者の1グループ、GERRY AND THE PACEMAKERS。ビートブーム終焉後、多くの同世代のグループが解散、音楽性を変えて活動する等の動きを見せていた。そんな中、彼等は独自のビート道を突っ走っていた。最後から2枚目となったこの「La La La」でも活きの良いビートサウンドは健在。サビのコーラスのフレーズに新しさも感じさせるが、基本はシンプルなバンドのみの演奏。時期的には時代遅れな印象も否めないが、その潔さに拍手を送りたい。

前のページに戻る