GERRY & THE PACEMAKERS
「Pretend」


BEATLESを筆頭に米国音楽界に旋風を巻き起こした英国ビート勢、所謂"ブリティッシュ・インヴェイジョン"。そんな旋風の中にいた代表格の1つ、リヴァプール出身のビートグループGERRY & THE PACEMAKERS。本盤は米国のLAURIEレーベルから65年にリリースされた彼等のシングル。A面「Ferry Across The Mersey」は本国で大ヒットした彼等の代表的ヒットの1つ、ここではそのB面「Pretend」に注目。こちらは本国では1枚目のアルバムの収録曲の1つでシングルカットされていなかった曲をカップリングしたもの。52年に米国の作曲家達が手掛け、翌年にポピュラー系スター歌手NAT KING COLEが歌い大ヒットさせた曲のカヴァーとなる。英国でもCOLEのシングルは大ヒットしており、彼等にも馴染み深かったのだろうか。が、COLEのは流麗なアレンジが施されたバラードナンバーだったのに対し、こちらはスピード感一杯のビートサウンドという、何とも大胆なアプローチで仕上げた。こうしたちょっとひねったカヴァーセンスも英国ビートサウンドの醍醐味だろうか。

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