GORDON WALLER
「You're Only Gonna Hurt Yourself」


60年代はポップス系デュオPETER AND GORDONのメンバーとして活躍、人気を博したGORDON WALLER。68年にはデュオは解散後、ソロ歌手として本格的に活動するも鳴かず飛ばずでデュオ時代の様な成功は収めることは出来なかった。それ故か例の難関アイテムとして知られるVERTIGOでのアルバムだけでなく、ソロ歌手として残した僅か5枚のシングルはどれも珍しい。今回紹介するのはそのうちの1枚、ラストリリースとなってしまったシングル。作曲は元MANFRED MANNのヴォーカリストでグループ在籍中に作曲家/プロデューサーとしても活躍し自身も脱退後にSSW系アーティストとしてデビューもしているMIKE D'ABOと60年代後半にPYEで頭角を表し、70年代に入りBELLで作曲家としてだけではなくプロデューサーとしても活躍していたTONY MACAULAYが担当。同時期のUNIレーベルでのD'ABO作品を思わせるSSW的な要素もあるポップバラード。アレンジは米国の人気アレンジャーCHARLIE CALELLO、プロデュースは米国のプロデューサーMALCOLM ADDEYが担当(録音は米国でか?)。

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