GRAPEFRUIT
「Universal Party」


スコットランド出身の作曲家/ベース奏者GEORGE ALEXANDERを中心に結成、68年にRCAからデビューしキャッチーなサイケポップからアーシーなロックまで良質な音源をリリースしていたグループGRAPEFRUIT。惜しくもGRAPEFRUITは69年に解散、ALEXANDERは人気グループEASYBEATSのメンバーで実弟のGEORGE YOUNG、同じくメンバーだったHARRY YOUNGと共にポップス・プロジェクトPAINTBOXを結成、YOUNGBLOODレーベルから70年にデビュー。その翌年にこのPAINTBOXの面子で何故かGRAPEFURIT名義でDERAMから再デビュー(?)、リリースしたのが本盤。A面「Sha Sha」はJAMESなる人の作品だが、ここで紹介するB面「Universal Party」はALEXANDERのペンによるもの。この後ブームとなるグラムロック風の重厚なリズムに合唱系(?)スタイルでのキャッチーなメロディを歌った、タイトル通りパーティーっぽい雰囲気の作品。レーベルにはALEXANDERが所属しているAPPLE出版のクレジット‘Apple Music’が記されている。ちなみに本盤は全くヒットせず、再活動は地味に終了してしまった。

前のページに戻る