GREGORY PHILLIPS
「Closer To Me」


音的にはグループ・サウンズだけど実際ソロ歌手のことを昔は‘1人GS’とか呼んでいましたが、このGREGORY PHILLIPSの場合だとさしずめ‘1人マージービート’となるのか!?英国60年代音楽好きには後のIMMEDIATEの印象も強いかもしれない歌手PHILLIPS君、ビートファンにとっては断然PYE時代のシングルだろう。本作は2枚目、前作と同じくマージービートの裏番長REMO FOURがワイルドながらタイトな伴奏を聞かせてくれる。我らがMITCH MURRAYによるA面「Everybody Knows」も素晴らしいが、このB面もなかなかのマージービートの良作。作曲したEDDIE SEAGOは60年代後半から70年代前半のMCAのレコードで良く見る名前、結構古くから活動していたのね。アレンジはIVOR RAYMONDEとRAY HORRICKS。RAYMONDEの名前をPYEで見るなんて結構珍しいかも。

前のページに戻る