JAMES ROYAL
「I Can't Stand It」


65年にPARLOPHONEからデビューしたソウルフルな実力派歌手JAMES ROYAL。本盤は2枚目のシングル「Work Song」、ここで紹介するのはそのB面「I Can't Stand It」。A面は有名なジャズ作品のカヴァーだったが、こちらはソウル/R&B作品のカヴァー。原曲は64年に米国のソウル/R&BデユオSOUL SISTERSがリリースした、モッズ族をはじめとする当時のソウル/R&B好きに人気の高かった作品。オルガン主体のビートグループ風の伴奏をバックにえらくソウルフルなシャウトを聞かせてくれるROYAL。デビュー盤ではHAWKSなる伴奏グループを従えていたが、本盤もクレジットには無いもののこのHAWKSによるものだろうか。ちなみにROYAL、この後に移籍したCBSでもこの曲を再録音しており(67年)、個人的にこの曲に思い入れがあったのだろうか・・・

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