JAN AND KELLY
「And Then There Was Nothing」


パントマイム系の役者として活動していたというJANとKELLYによるデュオ、その名もJAN AND KELLY。63年にPHILIPSからデビュー、コメディタッチな作風を得意とし、64年までの間に5枚のシングルとEP1枚をリリース。本盤はそのラストリリース。A面「There Was A Girl - There Was A Boy」はしっとりとしたフォーク調作品で、彼女達にしては真面目な(?)印象を受ける作風。ここではそのB面「And Then There Was Nothing」を紹介。こちらはちょっと変わったジャジーなテンポに抜群のヴォーカルワークを聴かせる、摩訶不思議な仕上がり。これこそJAN AND KELLYといった感じだろうか。作曲は彼女達の全ての作品を作曲したRENE DAVEREAUX、アレンジも彼女達の全音源を手掛けてきたIVOR RAYMONDEが担当。

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